2021/05/28 18:27
しゃけ とは、真じま着物オリジナルの本麻上布の長襦袢の色名です。
今や人気でなかなか予約が取れない やわらか着付けシロップの指田カナ子先生の命名です。
指田先生と真じま着物のこだわりと追及でデビューしたのが2018年3月です。
企画は2017年の8月からでした。着心地はちくちくせず、ゴワゴワしない生地になるよう、夏以外の季節・できれば年中着られる透けない、されど厚くならないために行きついたのは小千谷の上布でした。私たちの思いと願いは吉新織物さんが叶えてくれました。
先染めならではの美しい色です。他の色である胡桃・菜の花・水浅葱・錫色もみな日本古来からの色です。
丁寧にそして高度な職人さんたちの技術の賜物の襦袢地なんです。
襦袢地にしては高いとおっしゃるお客さまもいます。
しかし、2反3反とリピート買いする方もいらっしゃいます。
お召しになられたお客様は、皆、
こんな麻もあるんですね。
自分で洗えてお手入れできるのが嬉しくて着物を着る回数が増えました。
やっぱり涼しい。
着物の色とのコーデも楽しい。
などなど。
2019年に新色のクリーミーピーチとデニムアッシュが加わりました。
ですが、この間も 「しゃけは作らないのですか?」の問い合わせはあり、
また作っております。もう間もなく織り上がってまいります。
加えて、欠品中の胡桃と新色も続々登場します。
コロナの落ち着かない世の中ではありますが、せめて着物を着るときには、楽しく少しでもストレスフリーになるお手伝いをしたい、
それが真じま着物の目指す仕事です。
お楽しみは、これから、、、